ういっす!ケントです!
皆さん新NISA、活用していますかー?
今回は新NISAの投資枠の1つでもある積み立て投資について書いていきましょう。
テーマは「ドルコスト平均法」です。
以下がこのブログの結論です。
ドルコスト平均法とは・・・ある商品に対して「一定金額を定期的に」購入する投資手法
これにより長期投資時の平均購入単価を平準化させる効果があり、長期的な運用を行う際に有効である
ドルコスト平均法とは機械的に一定金額を定期的に購入し続ける手法です。
えー!?価格が安い時にまとめて買った方が良くない!?
なんでそんな面倒なことするの?
良い質問だね!
それは相場を読み切るのがむずかしいからだよ!
下の表を見てください。これは実際にドルコスト平均法を用いて投資を行なった場合と一括で買った場合の比較です。
1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
基準価額(円/1万口) | 10,000 | 6,000 | 17,000 | 7,000 | ー |
ドルコスト平均法(口数) | 25,000 | 41,666 | 14,705 | 35,714 | 117,085 |
ドルコスト平均法(金額) | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 100,000 |
一括投資(口数) | 100,000 | 0 | 0 | 0 | 100,000 |
一括投資(金額) | 100,000 | 0 | 0 | 0 | 100,000 |
投資手法 | 平均購入単価 |
ドルコスト平均法 | 8,540円 |
一括投資 | 10,000円 |
上記のケースでは同じ金額を投資してもドルコスト平均法の方が多くの口数を買えていることがわかりますね。
(もちろん相場によってはドルコスト平均法の方が口数が少なくなることはあります)
ドルコスト平均法は投資信託の積み立てを行う際などに効果を発揮する投資手法です。投資信託の基準価額は毎日変動しますから、同じ資金でも買える口数が毎月異なります。基準価額が低いときは多くの口数を買えます。反対に価額が高いときは少ない口数しか買えません。
念のために言っておきますが、ドルコスト平均法を用いた投資と一括投資で一概にどちらが良いとは言えません。ただ、長期の運用で見た時に平均購入単価を抑える効果が期待できるのはドルコスト平均法ということを覚えておきましょう。
特に初心者の方は一括投資することに抵抗がある方もいるでしょうから、低い金額で手軽に積み立てることが出来るドルコスト平均法は適していると言えるでしょう。
ドルコスト平均法と一括投資、どちらが良いかは個々の投資目的やリスク許容度によります。リスクを分散し、感情に左右されずに着実に資産を積み立てたいならばドルコスト平均法が良いでしょう。一方で、短期的なリターンを求め、市場の急騰に素早く対応したい場合は一括投資が適しています。最終的な選択はあなたの投資目標やスタイルにマッチしたものを見つけることが重要です。
では!
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