今さら聞けない!インデックス運用って何?アクティブ運用との違いは?インデックス運用が投資初心者に向いている訳

勉強

ういっす!ケントです!

僕のブログを読んで投資を始めてくれた皆さん。投資のことを調べていたらたまたまこのページに辿り着いた皆さん。
「インデックス運用」って何かご存知ですよね?

全部知ってるよーっていう人は復習程度に下の結論だけ見ていってください!
もし知らないよーって人は絶対読んでいってください!これからの時代知らないと恥ずかしいです。。

以下がこの文章の結論です。

インデックス運用アクティブ運用
概要市場のベンチマーク(日経やS&P500等の指数)に連動するような運用パフォーマンスを目指す運用スタイル市場のベンチマークを上回るパフォーマンスを目指す運用スタイル
メリット運用コストが低い
・ベンチマーク連動型なので運用が簡単
・短期的に見ればインデックス運用よりも高いリターンを得られる可能性がある
デメリット・市場のベンチマークに連動するため値上がりが
限定的な場合がある
・短期では高いリターンを得づらい
運用コストが高い
・投資のボラティリティがインデックス運用に比べて大きい傾向がある

初心者はインデックス運用一択!!

そもそもインデックス運用とはなんでしょうか。

「index」という英語は指数や指標といった意味があります。
そうです!インデックス運用とはその名の通り何らかの指数に連動するような運用パフォーマンスを目指す運用スタイルです!
言葉だけだとなかなか分かりづらいため、イメージは下の画像のような感じです。

出所:三菱UFJ国際投信株式会社(現三菱UFJアセットマネジメント)作成のファンド情報ご提供資料(2020年12月)

見ての通り、動き方が市場の値動きとそっくりであることがわかりますね。

インデックス運用と一言で言っても日経平均株価やNYダウなど、その対象とするインデックスはさまざまです。

それではインデックス運用は何が良いのでしょうか。

①運用が簡単である

これは「必ずしも利益が出やすい」ということではありませんが、連動する指数があるということはその指数が上がれば基本的には連動しているファンドも上がるということです。

つまり、インデックスファンドにおいてはある指標の動きを見ておく、予想するだけでそのファンドがどう動くかを予想していることになります。この点はアクティブ運用との大きな違いです。

言葉を変えればインデックス運用は実に分かりやすい投資手法と言えるでしょう。

②低コストで投資ができる

アクティブ運用はプロのファンドマネージャーが銘柄の選定を行い、市場のベンチマーク(=指数)を上回る運用の成果を目指します。つまり、人の手がインデックス運用よりも多く加わりますからインデックス運用に比べて運用時のコストが高くなりがちです。

一方、インデックス運用は基本的に自動的に指数に従うように出来ているので、運用コストは低くなる傾向にあります。下にインデックスファンドとアクティブファンドの手数料の比較を載せておきます。

運用スタイルインデックスアクティブ
ファンド名ニッセイ日経225
インデックスファンド
モルガン・スタンレー
グローバル・プレミアム株式オープン
運営管理手数料
(信託報酬)
0.275%1.980%
※2024年3月7日時点

もちろん、上記はファンドの一例ですから、アクティブファンドの中にも手数料が比較的安いものもあります。ただし、一般的にはインデックスファンドの方が運営管理手数料は安くなることが多いでしょう。

③長期運用に向いている

投資の原則は「長期分散」です。

インデックスファンドは日経225やS&P500など、多くの会社が投資対象となるものが多いです。そのため、1つのファンドに投資するだけでより多くの銘柄に分散投資する効果を得ることができます。分散投資のおかげで不況時でも影響が限定的に抑えられる可能性があるため、長期でコツコツと運用するのには非常に向いています。ただし、投資対象銘柄が多いということはリスクを緩和できますがリターンも平均的になる可能性があることは覚えておきましょう。

アクティブ運用も投資対象となる銘柄が多いものもありますが、やはりインデックス運用と比べると少ないと言えるでしょう。

もちろん、インデックス運用にもデメリットはあります。インデックス運用のデメリットについても見ていきましょう。

①値上がりが限定的となる場合がある

インデックス運用のデメリットの1つ目は値上がりが限定的となる場合があるということです。こちらは2つ目のデメリットにもつながってきます。

どういうことか。例えば、昨日まで株価が500円だったA社の株価が今日は1,000円になったとします。
A社の個別株を持っていた人からすればその株の価値が一気に2倍になったわけですが、日経平均株価はA社のみの株価で決まるわけではありません。日経平均を構成する株の中には当然その日に下がる株も入るわけですから、そちらも加味された上での株価が算出される、つまり値上がりは限定的となるのです。

②短期間でリターンを得づらい

こちらも上記の例を見てもらえたらわかると思いますが、日経平均はここ最近上昇はしているものの、個別株におけるダブルバガーやテンバガーと言ったように「いきなり2倍、10倍になる」と言ったことはまずありません。

イノベーション企業が1年程度で企業規模や株価が2倍になることはあっても日本のGDPが一気に2倍になったりしないですよね?

ですから、インデックス運用は短期間でリターンを得づらいものになります。いや、そもそもインデックス運用は長期を基本とした投資手法です。

反対に、アクティブ運用は株価指数以上の運用成果を目指す運用手法であるため、短期間でリターンを得たい人はアクティブ運用をお勧めします(あくまで投資経験者の方です。初心者にはお勧めはしません)。

ここまではインデックス運用の特徴について見てきました。

それでは投資初心者の皆さんに現役メガバンカーの私はどちらを勧めるのか、それは。。

もちろんインデックス運用です!

理由は上で述べてきたように①細かい判断をしなくても良い ②運用コストが安い ③長期分散投資に向いている からです。

困ったらとりあえずインデックスファンドに入れておけと言われるくらい、インデックス運用は初心者に向いている投資手法と言われています。

証券会社によっては100円から積み立てることができる会社もあります。

まずは手軽に分散投資が出来るインデックス運用から始めてみてはいかがでしょうか。では!!

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