うぃっす!ケントです!
突然ですが、皆さんはNISAは活用していますか?NISAって何?ってなったそこのあなた!2024年から新NISAも始まります!そろそろ始めないと取り残されますよ!?
この記事は以下のような方におすすめです。
・投資初心者で何から学べば良いのかわからない・・・
・NISAって言葉は聞いたことがあるけど、どんな制度なの?
・新NISAができるらしい。概要や今のNISAとの違いを教えて欲しい。
下記がこの記事の結論です。
- NISA制度は投資の登竜門。投資初心者はまずNISAから学ぶべし!
- 現行NISAについて解説。まだ現行NISAをやっていない人は2023年中に絶対はじめて!
- 2024年より新NISA施行。新NISAは現行NISAよりもパワーアップ!使わない手はない!
それではNISAとはどういった制度なのか、というところから見ていきましょう。
NISAとは?
NISAとは、政府が貯蓄から投資への流れを促進させるために設けた制度の1つで、「少額投資非課税制度」とも呼ばれています。
少額投資非課税制度?そんな難しい言葉言われてもわからないよ〜
もっと簡単に教えて!
- NISAは投資で得た利益が非課税になる制度
- 運用できる商品は一般NISA、つみたてNISAの区分によって変わる
- 非課税になる投資金額は決まっている
- 非課税期間には期限あり
では、現行NISAのポイントを抑えながら制度を理解していきましょう。
NISAは投資で得た利益が非課税になる制度
投資をして出た利益(株が値上がりしてそれを売った時に得られた利益(譲渡益)や配当金などは通常、20.315%の税金がかかります。
例えば、5万円の利益が出たら1万円は税金としてなくなってしまうということです。
しかし、NISA制度を利用すれば一定額までで行なった投資で得た利益については一定期間非課税となります。
運用できる商品は一般NISA、つみたてNISAの区分によって変わる
一般NISAでは株式(外国株式含む)、ETF(上場信託)、投資信託等幅広な商品で運用することができます。豊富な商品の中から適切にリスクを取りながら、リターンを狙っていくことができます。
一方で、つみたてNISAでは金融庁が指定した投資信託(公募株式投資信託とETF)に限定されています。金融庁が選定している投資信託ということもあり、一般NISAに比べて低リスクで少額投資できるのがメリットです。
以上から、一般NISAはこれまでも投資を行なってきて、自分でしっかりと考えてリターンを取りに行きたい投資経験者向け、つみたてNISAは、まずは小額から低リスクで投資を始めてみたい投資初心者向けの制度と言えるでしょう。
非課税になる投資金額は決まっている
それぞれの制度で非課税となる投資金額は決まっています。
一般NISAの場合は年間で120万円まで、つみたてNISAの場合は年間40万円までです。
この投資の上限額のことを「非課税枠」といったりもするよ!
一般NISAは1月1日に120万円投資しても良いし
毎月10万円ずつ投資しても良いよ!
非課税期間には上限あり
現行NISAは投資で得た利益が非課税となる期間に上限があります。
一般NISAの非課税期間は最長5年間です。5年間の非課税期間終了時は課税口座に移管するか、翌年分の非課税枠に移すか、売却するかの選択を行う必要があります。
つみたてNISAは最長20年間の非課税期間があります。
投資の基本は長期分散ですから、やはりつみたてNISAは基本に則った初心者向けの制度と言えるでしょう。
ではおさらいのために一覧で復習しておきましょう。
制度名 | 一般NISA | つみたてNISA |
向いている人 | 投資経験者 | 投資初心者 |
非課税枠 | 年間120万円 | 年間40万円 |
非課税期間 | 最長5年 (5年のロールオーバーあり) | 最長20年 |
運用できる商品 | 国内・外国株式、ETF 投資信託など | 投資信託のみ |
メリット | ・出し入れのタイミングが自由 ・投資可能な商品が豊富 | ・少額投資が可能 ・非課税期間が20年と長い |
デメリット | ・ロールオーバーしないと非課税 期間終了後は自動的に課税口座に移管 ・ロールオーバーの際は別途手続きが必要 | ・運用可能な商品が一般NISAに 比べて少ない ・毎月の積み立てが基本なので 投資タイミングを自分で選びにくい |
ここまで現行のNISA制度について述べてきました。
しかし!実は2023年で現行NISA制度の終了が確定しているのです・・・
そこで皆さんが損しないようにここからとっておきの方法を伝授します。それは・・・
まだ現行NISAをやっていない人は何としてでも今年中にNISAをやっておくべし!
こちらは後ほど新旧NISAの比較でも述べますが、新NISAと現行のNISAは完全に別物です。
どういうこと?と思った方もいるでしょう。
それは現行のNISAを利用していようがいるまいが、新NISAの枠は全員に等しく与えられるということです。
新NISAになってから投資を始めた人は、現行NISAの非課税枠(一般120万円、つみたて40万円)を無駄にしたと言うことなんです!
そうだとすれば現行NISA、使わない手はないですよね?
悪いことは言いません。今すぐ手続きを行いましょう!
ちなみにNISAやiDeCoを始めるなら楽天証券やSBI証券がおすすめです。
今後、おすすめの証券会社についての記事も出していきます。
新NISAと現行NISA徹底比較!
最後に新NISAと現行NISAの違いを比較していきましょう。
NISA制度についてはこの記事でご理解いただけたと思いますので、早速比較していきたいと思います。
制度名 | 一般NISA | つみたてNISA | 新NISA |
向いている人 | 投資経験者(18歳以上) | 投資初心者(18歳以上) | 初心者・経験者問わず (18歳以上) |
非課税枠 | 年間120万円 | 年間40万円 | つみたて投資枠:年間120万円 成長投資枠:年間240万円 |
非課税期間 | 最長5年 (5年のロールオーバーあり) | 最長20年 | 無期限 |
運用できる 商品 | 国内・外国株式、ETF 投資信託など | 投資信託のみ | つみたて投資枠 :つみたてNISAと同様 成長投資枠 :上場株式、投資信託等 (一般NISAより一部変更あり) |
メリット | ・出し入れのタイミングが自由 ・投資可能な商品が豊富 | ・少額投資が可能 ・非課税期間が20年と長い | ・非課税期間が無期限 ・出し入れのタイミングが自由 ・少額投資も可能 ・選択肢はかなり幅広い |
デメリット | ・ロールオーバーしないと非課税 期間終了後は自動的に 課税口座に移管 ・ロールオーバーの際は 別途手続きが必要 | ・運用可能な商品が 一般NISAに 比べて少ない ・積み立てが基本なので 投資タイミングを 自分で選びにくい | ・左記のようなデメリットは無し。 |
それでは一つ一つ見ていきましょう。
1.恒久·無期限化
1つ目の大きな特徴は、投資可能な期間が恒久化され、非課税期間が無期限となったことです。
これまでは投資可能期間、非課税期間ともに制限がありましたが、これが無くなったことだけでも利便性が大幅に上昇したと言えそうですね!
2.非課税枠増加
2つ目は非課税枠が増加したことです。
これまでは一般NISA、つみたてNISAのどちらかの選択して投資をする形だったので、非課税枠はそれぞれ年間120万円、年間40万円でした。
しかし、新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠の2つが存在しており、この両方が使えます。要するに、一般NISA、つみたてNISAのどちらも使えるようなイメージです。
また、非課税枠についても大きく拡大しています。今回の改定でつみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円となっています。つまり年間360万円までは非課税で投資を行うことができるわけです。
そして、今回から生涯投資枠というものが新設されており、こちらは生涯1,800万円までとなっています。そのうちの1,200万円が成長投資枠です。
1,800万円を非課税で運用できるのがどれだけすごいことか、わかりますか?
3.簿価残高方式
例えばAさんが100万円で買った株が1,000万円まで値上がりしたとします。するとこの株は900万円の含み益を抱えている状態となりますね。
株の評価が1,000万円だから成長投資枠はあと200万円しか投資できないのか?そんなことはありません。
新NISAはあくまで簿価(=買ったときの値段のイメージです)残高方式を取っているので、Aさんが利用している投資枠は100万円のみなのです。これはかなり重要なポイントです。
以上、新NISAのポイントでした!
最後に
いかがでしたか?新NISAの制度について解説してきました。
最後にもう一度いいます。
新NISA、使わない手はないです。。
この記事についてのご質問はお問い合わせからお気軽にどうぞ!では!
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